「W杯日本vsジャマイカ観戦会」が開催されたが…
サッカーのワールドカップフランス大会第17日の6月26日午後4時(日本時間午後11時)、日本のW杯最後の試合、対ジャマイカ戦が、フランス・リヨンのジェルラン競技場で行われた。
吉原商店街「虹いろ〜どホール」では、地元富士市出身の川口能活選手の活躍と日本代表の初勝利の歴史的瞬間をみんなで応援しよう!と多くの市民が集まった。フランスから帰国直後の人もいて、試合開始前から大盛上り。悲願のW杯1勝を祈りつつ大声援を送ったが、ジャマイカの得点シーンに静まり返る。しかし、中山のゴールに深夜の商店街の一角は異様な興奮につつまれた!
だが、最後には残念な結果に終わり、多くの人がその場にうずくまってしまった。この借りはきっと4年後に返してもらえるはずだ。もちろんゴールを死守するヨシカツとともに!
試合経過
日本は前半、中盤で楽に球を回せるのが災いして攻撃が遅れ気味。ゴール前を固められて崩しきれない。前半37分近くには右の名波から左の相馬の頭を経由してゴール前に通したが、城のシュートはDFにはばまれた。前半40分、ジャマイカはウィトモアの右足シュートで先制し、前半を終えた。
後半9分、ジャマイカはウィトモアが持ち込み、左足でこの日2点目のゴールを決めた。
日本は直後に名波のパスをゴール前に走りこんだ名良橋がダイレクトで合わせたが、左ポストをたたく。直後に城が決定機を迎えたが、シュートを力みすぎてゴール左に外した。
日本は13分すぎ、呂比須、平野を投入。4バックシステムで反撃を試みる。後半30分、相馬の左からのセンタリングを呂比須が頭で切り返し、ゴールに詰めた中山が右足で押し込み、記念すべきW杯初得点を決めた。日本は後半35分、名波に代えて18歳の小野を投入したが届かなかった。
リヨン
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日 本
(H組0勝3敗) |
ジャマイカ
(H組1勝2敗) |
得点者 |
前 半 |
0 |
1 |
ウィトモア(ジャマイカ・40分)
ウィトモア(ジャマイカ・54分)
中 山(日本・75分) |
後 半 |
1 |
1 |
計 |
1 |
2 |
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